流れて津軽

昔は、冬になると津軽のリンゴ農家(婦人)が大量のリンゴを詰めた籠を背負って一軒、一軒、訪ねながら行商していたのを覚えている。支払いは現金ではなく米との物々交換だった。当時は皆,貧しくて苦労した。でも、不思議と悲壮感はなかった、行商が訪ねて来た時は、見ず知らず者同士だったけど、ずうずう弁丸出しで楽しそうに会話していた。貧しくても、一生懸命に生きているという充実感が感じられた。今の僕は一所懸命に生きようだなんて考えたこともない。殆どゴルフの事しか頭にない。果たして、これで良いのだろうか?教えてください!・・・「プロのなれば解るよ!」それは無理だ!!