「Be the Light」 /ONE OK ROCK

記憶に残るだけでも、我々は、これまでに関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災と数々の巨大な自然災害に見舞われて来た。おそらく、また、やってくるでしょう。きっと忘れかけた頃に。現段階では残念ながら予防は不可能であり、予測すら極めて困難。

 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵におなじ」「生者必滅、会者定離は浮世の習にて候なり」(平家物語)

 結局のところ、我々は好むと好まざるとにかかわらず、この平家物語を受け入れるしかない。でもねぇ、そこまでなかなか悟れないんだよねぇ? でも、やっぱり諦めたら駄目だと思う。「花の生涯」の歌のように、たとえ儚い人生でも力の限る生きること。それが命あるものの務めだと思う。  

東日本大震災犠牲者数 :18,428人(行方不明者含む)

パンデミックによる死者累計:46,014人(2022/10/18現在)


過去のブログ記事(「翠泉庵の楽園」2020/9/26「世の中、甘くない」)より

 最近の僕の座右の言葉は、「世の中、決して甘くない」です。そして今、最も恐れているのは「現状への慣れと過信」と「まさかの危機的事態の発生」です。

 感染症によるパンデミックは過去にも起きているが、その対策を怠ってきたつけが今、起きている。にも、かかわらず、このパンデミックも3年~5年以内にワクチンが開発されて、いずれ収束するだろうとの見方が多い。しかし、現時点ではそれは単なる願望でしかなく、確たる道筋が確立されているわけではない。世の中、決して甘くないですよ。

 「現状への慣れと過信」も怖いですね、今政府が行っているGo Toキャンペインもその表れかな?大方の専門家によると、パンデミックの終息ためには集団免疫はどうしても避けて通れないらしい。そのためにはワクチンが有効だが、自然感染もある程度、許容する必要がある。僕はGo Toキャンペインもその一環ではないだろうかと勘繰っている。なので、調子に乗せられないように十分に注意しなければならないのだが、不本意ながらも、来月は、積極的にGo Toキャンペインに参加することにした。罰があたるかな???

 何といっても、最も怖いのは、誰もが考えてもいないまさかの危機的事態の発生である。9.11(アメリカ同時多発テロ)や3.11(東日本大震災)などもまさかの典型である。だから、それ以来、11日は出来るだけ家に籠って、大人しく過ごすように努めている。10.11も要注意ですよ?